主人公・天堂アツミ(CV:宮咲あかり)は《人造女神》である!
《人造女神》とは、超古代文明が造り出した美少女型生体兵器である。
今から一万年の昔、地球上には現代の水準をはるかにしのぐ水準の文明が栄えていた。
しかし《人類の脅威》と呼ばれるものによって、その文明は滅ぼされようとしていた。
超古代文明が最後の希望を託し、《人類の脅威》への対抗手段として作り出したのが《人造女神》である。
だが《人造女神》の力をもってしても滅びを免れることはできず、超古代文明は滅び、
《人造女神》もまた永い眠りについた。
それから時を経た現代。
大学で考古学を学ぶ青年・天堂シンイチ(CV:山口キヨヒロ)は、偶然からアツミの封印を解いてしまう。
そのことからシンイチは、世界規模で広がる秘密結社《ウトゥ》に狙われることとなる。
《ウトゥ》のエージェントである水谷エーコ(CV:ブリドカットセーラ恵美)は、
アツミこそ《人類の脅威》であるという確信のもと、奪取に向けた作戦を繰り広げる。
アツミは政府機関・国立古代国家研究所(通称:《イナンナ》)監視のもと女子高生として高校へ通い、シンイチもまた担任として、アツミをサポートしている。
一方でエーコも養護教員として高校へ潜入し、二人の動向に目を光らせていた……。
この朗読劇は、そんな状況で迎えた12月の出来事である。